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地下室とシャンパン

地下室とシャンパン
2003年5月、大人でお洒落な音楽を作ろう、という漠然とした目標からバンドがスタート。2004年1月、本格的に今のスタイルにまとまる。様々な音楽活動を経て、主に札幌にて活躍中。
地下室とシャンパンのサイト

・・・今日は宜しくお願いします

Dutch(以下D):宜しくお願いします

・・・地下室とシャンパンとはどういったジャンルに属しているんですか?

D:基本のテイストはロックンロールで、表現方法はジャズ。という事で「ジャズロック」という風に言ってますね。
ジャズではないし曲はロックンロールなんで、一応ジャズロックという呼び方が一番わかり易いかな。

・・・メンバーは何人で構成されているんですか?

D:う〜ん、これが一番難しいところで、今現在は8人で活動しているんだけど、基本は6人での活動になりますね。
この5月に解散してしまうバンドがあって、そのバンドのバイオリンとギター担当の2人といろいろ話していくうちに、一緒にやろうか!みたいな感じで今は基本の6人に2人が加わって8人でやってるような状態です。この感じで、とりあえず7月まで活動して、それからはまだわからないんだけど、今のところはまた6人での活動に戻る予定です。

地下室とシャンパン

・・・結成はいつですか?

D:4年前の夏ですかね。そんくらいにミュージシャンを通して知り合いになったヴォーカルのMIO(ミオ)に声をかけて、とりあえずはそこからスタートして・・・。
そのうちだんだんメンバーが増えて、去年の5月くらいには今の状態になってましたね。

・・・「地下室とシャンパン」の名前の由来は?

D:最初は全然違う名前でやってて、たしか「ムーンスカイウォーカークラブバンド」っていう名前だったんだけど、その当時はまだこういった音楽もやってなくて、レゲエとかハードロックっていうのも取り入れてやってましたね。
そこから、どういったものを作りたいのかって話し合った時に、一曲「キャバレー」って言う曲が出来上がって、こういう感じの曲のほうが良いんじゃないかって事で路線も決まって。
そうするとこのままの名前じゃおかしいだろうってことで、バンドの名前をかえる事になったんです。
当時、趣味で写真をやってたんだけど、「ロバート・キャパー」っていう報道カメラマンの著書に「血とシャンパン」っていうのがあって、最初はそこからとったんですよ。
そうしたらメンバー内から苦情が出ちゃって、「血は嫌だ」とか「ビジュアル系みたいだから嫌だ」っていう風に言われたんで、じゃあ何にしようかなって思ったとき、たまたま観てた映画にアランドロンが出演してる「地下室とメロディー」っていうのがあって、そこから「地下室」ってとこだけ借りて「地下室とシャンパン」になりました。

・・・Datchさんとジャズロックの出会いはいつになるんですか?

D:えーと、バンドを結成する前からジャズは聴いていて、当時はただ聴いてるだけで自分でやろうとは思ってなかったんだけど。そういうこともあってジャズには入りやすかったですね。
それで、5.6年前くらいに凄いメジャーなバンドで「勝手にしやがれ」って言うバンドの曲を聴いて、パンクの精神でジャズを表現するっていうのが凄い良くて・・・。
それを聴いてから「ブライアンセッツァーオーケストラ」だったり「トライベッカー」って言うのを聴き始めたって感じですね。

・・・地下室とシャンパンの曲はどなたが作られているんですか?

D:作詞・作曲は全部自分がやってます。

・・・前回ライブを拝見してすごく「大人」な感じを受けたのですが・・・

D:そうですね、バンドのコンセプトとして「ゴッドファーザー」って言う映画があるんだけど、あの映画の緊張感を曲やバンドといったもので表現できないか?っていうのがあって、始めは服装も男は6.70年代のスーツで、女はドレスっていうのを基本にやってたんです。
でもやっぱりそれだけじゃ表現できない部分も出てきて、男はチンピラっぽく、女は娼婦っぽく、そんな雰囲気を出してやるようになりましたね。
曲や詞に関してもそうなんだけど、うちらの曲にはラブソングっていうのがないんですよ。
他のバンドがやったほうが上手に出来るっていうのもあるんだけど、別に自分たちはラブソングみたいにメッセージ性の強い曲を歌わなくてもその緊張感だったりっていう部分を表現できるんじゃないかって思って。
でも、やってみるとけっこう難しくて、曲を作っても大体は上手くいかないんだけどね。
まぁ、そこも裏の意味を返せば大体のものはうまくいかないことのほうが多くて、成功することなんかほとんど無い。だけどその中にある一握りの成功とか、そこでつかんだ何かっていうのはすごい大事なことなんじゃないかって。そういった事はすごく考えて作ってますね。

・・・今後の地下室とシャンパンはどのように変化していくんですか?

D:今まではこういったジャンルで活動するバンドが少なかったんで、いろんなところに露出してこういったバンドが札幌で活動してるっていうのをもうちょっと認めてもらいたかったっていうか、認知してもらいたいって感じだったんです。
最近は他のバンドにも目を向けるというか、耳にする機会が多くなってきて、そういった人達と喋っていると、札幌にも自分達とはちょっと違うけどジャンプ系だったりいろんなバンドがいて、もう15年もやってる人達とかもいて、それでいて今もかわらず「かっこいい」。
でも、そういう人達の事は、自分を含めて今の若い世代の人達ってわかんないと思うんですよね。
それでも自分はその人達のことかっこいいって思うし、もっとこういう音楽を知ってもらいたいなって思うようになってきて、若い世代にこう「橋渡し」みたいな、すごいコテコテなジャンプとかじゃないけど、その中間でもうちょっと聴きやすいメロディーをやりつつ。って事はもうちょっと若い世代にも聞いてもらい易いんじゃないかなって、そういう目標はもってやってますね。
あとは、基本的にやっぱり北海道の一番大きな音楽の祭り「ライジングサン」には出たいなっていう目標は、最初から変わらず常に持ってやってるんでいつでも狙っていきたいって感じですね。

大体の事は上手くいかない事のほうが多くて、その中にある一握りの成功とかそこで掴んだ何かっていうのはすごい大事なことなんじゃないかな